徳田春峰は赤富士の絵を得意とする油絵画家。
赤富士(あかふじ)とは、主に晩夏から初秋にかけて、富士山が朝日に照らされて赤く染まる現象のことを指し、その美しさは多くの人を魅了してやまない。
葛飾北斎をはじめ、過去から現代にかけて多くの芸術家が、作品の対象として赤富士を選んできた。
徳田春峰の赤富士は赤色の映え方が非常に綺麗であり、眼下の木々の幻想さが相まって、
神秘的な作品に仕上がり、雄大な富士山の新しい一面を感じることができるであろう。
Biography
1945年 千葉県生まれ
1963年 日本画塾に学ぶ
1972年 油絵に転向
1974-82年 二科/春陽会に出品
1983-85年 個展を開催
1987年 渡欧