本日ご紹介する上田毅八郎氏の作品は、油彩画「Auburn」です。
「Auburn」は1900〜1937年にかけてアメリカで生産されたクラシックカーとなります。
ちょうど時代はグレート・ギャツビーにて描かれている時代でした。
レオナルド・ディカプリオ主演の映画「華麗なるギャツビー」の劇中にて、主演のディカプリオ演じるジェイ・ギャツビーの華やかさが特徴的でしたが、煌びやかなジェイ・ギャツビーの愛車はデューセンバーグであり、そんなデューセンバーグと同時期に、時代を駆け抜けたのがオーバーンとなります。
両車はまさに当時のアメリカンドリームを象徴するものであり、オーバーンは少数生産の超高級車、そして最高性能を盛り込んだまさしく「豪華なクルマ」として、アイコン、時代の憧れとも呼べる存在でした。
上田毅八郎氏の描くオーバーンからも、当時のアメリカ文化の力強さ、いわば狂騒の時代が垣間見れる作品となっており、まさに時代を体感できる作品とも言えるでしょう。
作品サイズ：M10
©︎2020 宮本快