リバプールといえば、みなさんは何を思い浮かべますでしょうか。
イマジンをこの世に送り込んだジョン・レノンが生まれ育った街。
世界でトップクラスの実力、人気を誇るサッカークラブ「リバプール」がある街。
いくつかアイコンとなる像があると思います。
音楽やスポーツが根付いているということは、その街に文化が育まれてきた証拠でもあります。
リバプールはかつて世界でも屈指の貿易港と呼ばれており、
2004年にリバプールの港湾地区はユネスコの世界遺産に登録され、2008年には欧州文化都市に選ばれた街でもあります。
港町として文化を築いてきたリバプールを描いた作品が、
本日紹介する上田毅八郎氏の「リバプール河口風景」です。
静けさが漂う夕暮れ時の風景となっており、
港特有の暖かな匂い、港町に住む人々の生活の営みや賑わいの音が想像できます。
晴天の昼間から夜に切り替わる、その狭間にみせる暖かな港風景が描かれたものになっております。
作品サイズ:F8
©︎2020 宮本快